【桜の枝の育て方】桜の切り花を挿し木で鉢植えにする方法とコツ

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この記事では桜の枝を挿し木にして育てる方法をご紹介いたします。

桜は私たち日本人にとっては特別な花です。

春になると、お花屋さんで桜の切り花を買って、部屋で楽しんだりする方も多いでしょう。

室内でもお花見気分が味わえるのは素敵ですね。

しかし、お花屋さんで買った桜の花はあっという間に散ってしまいます。

その後、枝に葉が出てきたら、もったいなくて捨てられない気分になります。

そんな気分になった時はときは、挿し木で鉢植えにして桜の枝を育ててみるのはいかがでしょうか?

それでは、桜の枝から根が出るまでの育て方をご紹介します。

桜の枝を挿し木して根が出るまでの育て方

挿し木とは、枝や新芽を土に挿して根付かせる方法です。

多くの植物に使えるテクニックで、桜も挿し木で増やすことが可能です。

しかし、桜も挿し木で増やすには、挿し木に適した枝を選ぶことが大切です。

切り花から挿し木にする場合は、成功率が低くなってしまうこともあります。

切り花用に育てられた品種は、ソメイヨシノではなく、彼岸桜や東海桜などが多いからです。

次に、切り花の桜を挿し木にする際に注意したいポイントをお伝えします。

切り花の桜の枝を鉢植えにするコツ

以下が切り花の桜を鉢植えにするコツです。

・長さ10~15センチほどの緑色の枝を選びます。茶色く古い枝や細すぎる枝は避けます。
・枝は多めに用意します。「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」精神で挑戦します。
・3月から4月か6月から7月が挿し木に向いています。
・特に3月から4月は葉が出る前なので成功率が高くなります。
・発根促進剤を使います。市販されているものや自家製のものでもOKです。
・鹿沼土や赤玉土など通気性の良い土を使います。
・肥料分が多すぎると根付きづらくなったり枯れたりする恐れがあります。

以上が切り花の桜を鉢植えにする方法とコツです。

一つ一つ丁寧に行ってみましょう。

桜の枝を挿し木で増やす方法

桜の枝を挿し木で育てる方法には、いくつかのポイントがあります。

そのポイントを説明します。

まずは準備から始めましょう

土に枝や新芽を刺して根付かせる「挿し木」は、多くの植物に使える技術です。

実は桜もこの方法で増やすことができるんです!

挿し木する前に、枝を整えます。

清潔なハサミやナイフで、土に挿す部分を斜めにカットします。

枝を整えるのは、枝が水分を吸い込みやすくするためです。

葉が多いと水分が蒸散して乾燥しますから、上部は数枚だけ残して下部は切り落とします。

長すぎる枝も水分が行き渡らず枯れやすいですから、15センチくらいに調整します。 

 水分補給も忘れずに

土に挿し着をする前に十分水分を吸わせるため、コップなどに立てかけて下端が水に浸かるようにします。

3時間くらいしたらOKです。

 発根促進剤で成功率アップ

切った部分と根元近くまで発根促進剤を塗って根が出やすくします。

発根促進剤がなければはちみつでも代用可です。

鉢植え用土(水捌け・栄養適度)で湿らせた鉢(直射日光避け明るい日陰置き)へ傷つけず挿したら完成!

毎日乾燥しないうちに湿らせてください。

桜の挿し木で根が出るまでの期間とは?

桜の枝は挿し木で育てることができますが、成長速度は遅く、根付くまで2~3ヶ月かかることもあります。

ソメイヨシノは他の品種より早めに成長しますが、最低でも6週間は見守る必要があります。

花も小さめなものが1年目に咲くこともありますが、通常は3年ほど開花まで待つことになります。

桜の育て方は気長に丁寧に行いましょう。

水栽培でも増やせる!?桜の枝から育てる方法

桜の枝から水栽培で発芽させる方法もあります。

切った枝を倒れないように浅めの水に入れておき、定期的に水替えをしてください。

枝元から白い根っこが出てきたら土植えしたほうが成功率が高いですよ!

注意!野外の桜の木から枝を切るのはNG!

 桜は切り口から腐りやすく、枝を切り取ると木全体が枯れてしまうこともあります。

挿し木にする場合は、新鮮なヤマザクラやソメイヨシノの枝を使うと良いですが、公園の桜から枝を切り取ることは絶対に禁止です。

まとめ 

この記事では、桜の枝を挿し木にして育てる方法をご紹介いたしました。

桜の切り花は挿し木で鉢植えにすることができます。 

ただし、切り花用の品種は発根しにくいこともあるので、注意が必要です。

 挿し木に適した枝を選び、発根促進剤や通気性の良い土を使って根付かせましょう。 水栽培でも可能ですが、土植えしたほうが成功率が高いです。

 野外の桜から枝を切るのは絶対にやめてください。

 桜は切り口から腐りやすく、木全体が枯れてしまう恐れがあります。

 桜の挿し木は気長に丁寧に育てることが大切です。

 

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